お盆玉は本当に必要?いつから広まった?由来や相場はいくら?専用袋も調査!

 


『お年玉』ならぬ、『お盆玉』というものがあるのをご存知でしょうか?

ここ数年の新習慣として全国的に広まりを見せているようなのですが・・・

まだまだ知らない人も多いですよね!

お盆玉とはそもそもどういったものなのでしょうか?

そこで今回はお盆玉について、広まった理由や相場専用袋などを調査してまとめました☆

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お盆玉とは?由来も調査!

『お盆玉』とは読んで字の如く、「お盆に会った親戚の子供たちや孫にあげるお小遣い」のことです!

どうやら、『お年玉』と同じ意味のようですね。

元々は、山形県に古くから根付く風習だったそうです!

江戸時代の山形地方では、奉公人に『お盆小遣い』をあげる風習がありました。

ちなみにこの奉公人とは、商人の家に奉公する”丁稚(でっち)”と呼ばれる子どもたちのこと。

この子どもたちは住み込みで働いていため、お盆とお正月しか自分の家に帰ることが許されていませんでした。

そのため、子どもたちが帰省するお盆とお正月にお小遣いとして、新しい下駄や着物を贈る風習があったそうです!

当時は物を贈る風習だった『お盆玉』ですが、昭和初期以降にお小遣いでお金をあげるように変化したとのこと。

最初は、今とはちょっと違う風習だったのですね(゜o゜;

お盆玉はいつから広まった?

元を辿ると、江戸時代からあったとされる『お盆玉』

しかし全国的に広まったのは2010年と、かなり最近のことなんですよ☆

ちなみに『お盆玉』という言葉は、ご祝儀袋などの製造や販売を手掛ける「㈱マルアイ」という会社が広めるために作った造語。

元々『お盆玉』だったわけではないんですねー(゚д゚)!

その後は全国の郵便局がお盆玉袋の販売をスタート。

そのおかげか、2014年頃には全国的に『お盆玉』が知られることになったそうですよ☆

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お盆玉の相場はいくら?

お盆玉の基本的な相場は、実は決まっていません!

家庭によっても違いますが、「お年玉と同じくらいか、少し少なめ」の金額が基本的に相場と言われています。

■ 小学生・・・1,000~3,000円程度

■ 中学生・・・3,000~5,000円程度

■ 高校生・・・5,000~10,000円程度

だいたい、1万円以内の人が多いようですね!

ちなみに『お盆玉』は、「お正月に会えなかったから」という場合にあげることが多いそうですよ。

たしかにお盆もお正月もとなると、お孫さんや親戚が多い人は大変ですからね・・・。

もちろん両方あげる人もたくさんいらっしゃいますので、お財布と相談しながら気持ち良く渡せる金額を見つけてくださいね^^

専用のポチ袋を調査!

2014年頃から広く知られるようになった『お盆玉』

その頃から、お盆玉の専用ポチ袋も多く販売されるようになりました☆

シンプルなものから凝ったデザインまで、さまざまな種類が登場していますよ♪

どれもかわいいですよね♡

年々『お盆玉』の認知度は上がってきているので、今後はもっと増えていくでしょうね♪

まとめ

お盆玉についてご紹介しました!

全国的に広まったのはごく最近ですが、お盆玉の歴史は古く、江戸時代に山形で行われていた風習です。

そのため東北地方に住む人は、「子供の頃にお盆玉をもらうのが当たり前だった」という人が今でも多くいるそうですよ( ゚д゚)!

シニア世代や親戚に子供が多い人にとっては、ちょっと頭が痛い風習かもしれませんね・・・(-_-;)

負担にならない程度にやり取りするのが理想ですね^^


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